審査を終えて

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Graphic Grand Prix on Facebook

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今年初開催となった「Graphic Grand Prix by Yamaha」は12月14日、ついに最終審査・表彰式を迎えました。応募のあった1,585点の作品からグランプリを選ぶべく、先立っての審査で選ばれた7作品について、それぞれの作者に会場で登壇いただき、作品の概要やそこに込めた「存在。」への思いを披露いただきました。

描かれる物の「存在。」、描く人の「存在。」、観る人の「存在。」、作品そのものの「存在。」、観る人の記憶に残る「存在。」、多種多様な「存在。」がそこにはありました。それらすべてを踏まえて、審査委員長日比野克彦と両ヤマハのデザイン部門メンバーによる厳正で本気のディスカッションを経て、ついにグランプリ作品を選出しました。

コンテストの開催期間を通じて、多くの未知の感動と出会うことができました。表現を介して、人と人が時間と場所を超えて向き合える。そんなグラフィック表現の可能性を、応募のあったひとつひとつの作品から感じることができました。作品応募ならびに公開審査への参加、本当にありがとうございました。

表彰式

「総集編」

最終審査会の様子がメディアで紹介されました。

12月14日の最終審査の様子が紹介されました。

左から「日比野克彦賞」、「グランプリ」、「「オーディエンス賞」

左から「日比野克彦賞」、「グランプリ」、「「オーディエンス賞」

今回のコンテストで授与するトロフィーとして何が相応しいか、両ヤマハのデザイン部門で考えぬいた末に到達したのが、このハイブリッドトロフィーです。

このトロフィーはヴァーチャルトロフィーと呼ばれる3次元のモデリングデータとしてのみ存在するトロフィーと、オリベスクをモチーフとしたローズウッド素材のソリッドデザインの物理的に現実に存在するリアルトロフィーのふたつが一体となり構成されるものです。

ヴァーチャルトロフィーは現実世界では物理的な形状として制作不可能な、造形表現における表現の自由を最大限に発揮したデザインを行いました。こちらのデータはSDカードに収められ、トロフィーの背面台座に挿入する形で収めることが可能です。

今回のコンテストで多くの参加者が取り組んだ実制作とデジタルデータ形式での応募をどう止揚し昇華させるかのチャレンジをトロフィーという形でもデザイナーたちが行いました。

グランプリ・各特別賞作品 紹介

最終審査結果発表
触覚の視覚化 / 楠 陽子
触覚の視覚化 / 楠 陽子
日比野克彦賞 Award by Katsuhiko Hibino
フランジ / 森 未央子
フランジ / 森 未央子
オーディエンス賞 Award by Audience
9,332km遠くの人  15.09.2012~15.08.2012
9,332km遠くの人 15.09.2012~15.08.2012"" / 松田 雅史

Graphic Grand Prix by Yamaha (GGP) とは?

Graphic Grand Prix by Yamahaは2次元(=平面)の静止したアートワークであれば、ジャンルを問わずあらゆる作品募集を受け付ける総合的なコンテストです。制作手段もデジタルツールからキャンバスへの油彩まで、あらゆる手段を認めますが、作品としての提出形態はデジタルデータに限ります。

優秀賞作品 紹介

二次審査を通過し最終審査まで進んだ優秀賞作品をご紹介します。グラフィックグランプリの旗の元、バリエーション豊かに集った「存在。」を是非ご覧ください。

一次審査通過作品

応募総数1585作品の中から、一次審査を通過した23作品を紹介しています (二次審査を通過した作品を除く)。作品の数だけ存在する、テーマとの向き合い方、表現手法、閲覧方法、ぜひご覧ください。

       
                 
       
                 
       
                 
       
                 
           

テーマ「存在」

[ 存在。]

「存在。」というテーマに込めた思い

プロデューサー/審査委員長 日比野克彦からのテーマ解題

グラフィックの可能性を追求していく上で、作品が持つコンテキストだったり、受け手がどんな空間・環境で作品と向き合うことになるのか、そういった全体的なところまでアーティストが徹底的に想像したり考え抜くことが、制作そのものと並んで、ますます重要となっていると感じています。

今では作品の発表も、ネットで一瞬にして世界へ向けて可能です。デジタルで作品が流通していく中では、どんな環境・メディアで作品が出力・表示され、展示・掲示されるかを、アーティストはコントロールすることはできません。大きくプリントアウトされるかもしれませんし、スマートフォンの画面で小さく見られるのかもしれません。そんな時代にあって、本質的な強さを持つグラフィックを見てみたい。

データで送られてくるグラフィックが「存在」するとはどんなことか、その在り方から感動が伝わる、そんな作品を待っています。最終選考に残った作品は、各種の方法で出力・表示して、その強さを試します。特定の閲覧方法や展示に寄らない、作品のもつポテンシャルをいろんな方法で試したいからです。もちろん、作品のコンセプトやアーティストが特に念頭に置くような展示イメージなどあれば、参考にします。悔いの残らない形で、伝えたいことのすべてを送ってきてください。

そのグラフィックを通して、見る者と対話してみよう。そこに、感動は生まれる。 音楽、スポーツ、モーターサイクル。ヤマハのプロダクトとサービスが追求するのは、「感動」です。人間の毎日をより豊かにするために鮮やかな「感動」を与えるにはどうしたら良いのか。それを探しつづけています。 あるとき私たちは思いました。「感動」を語るときに無視できないのが、表現するものと受け取るものの存在です。 感動が起こるところに、常にその対話があるのなら、その可能性を探るときにも、世の中と一緒に考えてみたい。あえてグラフィック作品を対象にするのはどうだろうか。誰もが等しく多様な形で表現することができて誰もが等しく作品と向き合える方法がいい。 そんな純粋な好奇心が、このGRAPHIC GRAND PRIXを生みました。 2012年、その感動を探す旅のスタートにあたってその旗振り役に、日比野克彦さんをお迎えしました。今年のテーマは、「存在。」 感動するグラフィックを追求する上で、今の時代の空気、表現者の姿勢、受け取る側の感覚をあらためて考えるためのキーワードです。 これから、その年に生まれた感動の可能性を、ヤマハがすくいとり、大切に保存していきます。それが、いつか私たち人間の新しい資産となる日が来ることを信じて。 ヤマハ株式会社  ヤマハ発動機株式会社

応募要項 参加登録・作品提出に必要な情報・データ

  • 必須提出

    作品データ

    • ・デジタルな制作手法の場合、制作を行った作品データをフォーマット規定に沿ったデータに変換の上、お送りください。
    • ・アナログな制作手段(油彩、切り絵等)の場合、撮影もしくはスキャン等を行い、データ化した上で作品データをお送りください。
    • ・フォーマット規定:1,200×1,200px以内 のjpegファイル

    作品タイトル

    氏 名(よみがな)

    住 所

    電話番号

    メールアドレス

    性 別

    年 齢

    所 属

    任意提出

    作品の解説テキスト

    作品の閲覧環境、展示状況を撮影した画像データ
    作品の閲覧環境、展示状況を撮影した画像データ作者として想定する、特定の作品閲覧環境、展示状況をデジカメ等で撮影した撮影画像データ。フォーマット規定:デジカメ等の撮影による1,200×1,200px以内 のjpegファイル

    閲覧環境、展示状況についての解説テキスト

  • 応募点数

    一人複数エントリー可能。ただし、エントリーごとの参加登録と作品データ提出が必要となります。

    • ※作品の事務局への郵送・持参等は受け付けていません。
    • ※登録いただく個人情報は、授賞時に主催者が応募者と連絡を取る目的のみで使用します。

    結果発表

    最終審査後に電話もしくはEメールにて受賞者本人への直接連絡。
    追って、公式サイトにて発表も行います。

    応募資格

    • ・2012年10月から12月末日までの期間において必要に応じて、日本国内にてミーティングを行うため、日本に在住・滞在していること。
    • ・日本語でのコミュニケーションが可能であること。
    • ・受賞時に、肖像やプロフィールといった一部個人情報について、発表が可能であること。
    • ・グループでの参加も可能ですが、代表者を立てた上での登録を行ってください。入賞にあたっての授賞も代表者のみにされます。
  • スケジュール

    スケジュール

    ・公開審査は終了いたしました。たくさんの「いいね!」をいただきありがとうございました。
    ・応募期間は終了いたしました。たくさんの作品応募をありがとうございました。

    ・公開審査:10月16日~11月5日
    事前審査を通過した作品データを公式サイト上で公開し、一般からのFacebook「いいね!」数などを参考とするための公開審査を行います
    ・二次審査会:11月中旬
    公開審査での一般からのFacebook「いいね!」数などを参考に、最終審査に向けて二次審査会を行います
    ・最終審査会/表彰式 :12月14日
    公開審査の結果を参考に審査委員による最終審査会を開催し、入賞作品を決定します

賞

グランプリ

ヤマハ創業125周年にちなみ

副賞:賞状と賞金125万円

※賞金には源泉所得税が含まれます。

各特別賞

副賞:賞状

審査要項 審査員・審査基準・審査方法

審査委員

プロデューサー/審査委員長 日比野克彦  Katsuhiko Hibino

プロデューサー/審査委員長 日比野克彦  Katsuhiko Hibino
日比野克彦 (ひびのかつひこ)
1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。80年代に領域横断的、時代を映す作風で注目される。
作品制作の他、身体を媒体に表現し、自己の可能性を追求し続ける。各地域の参加者と共同制作を行い社会で芸術が機能する仕組みを創出する。ぎふ清流国体・ぎふ清流大会総合プロデューサーを務める。日本サッカー協会理事。東京藝術大学美術学部先端藝術表現科教授。

撮影:後藤充

  • ヤマハ株式会社 ヤマハ発動機株式会社 デザインセクションメンバー

    川田 学  Manabu Kawada

    川田 学  Manabu Kawada
    1992年入社。スポーツ用品のデザインを皮切りに、様々な電子楽器や、オーディオ機器、音楽制作ソフトのGUIを幅広く担当。2001年よりロンドンのRCA(英国王立美術大学院)に留学。復職後、電子楽器デザインのグループマネジャー、プロダクトデザインセンター長を経て、2008年6月よりヤマハ㈱デザイン研究所 所長に就任。

    吉良 康宏  Yasuhiro Kira

    吉良 康宏  Yasuhiro Kira
    1970年ヤマハ株式会社入社。各種楽器のデザインを担当。デジタル・ミュージック・シンセサイザーDX7や、デジタル・ウインド・ミディ・コントローラーWX7(ニューヨーク近代美術館永久保存に選定)等のデザインを担当。2004年執行役員デザイン研究所長就任。2008年信州大学繊維学部感性工学課程教授就任。2012年ヤマハ発動機株式会社デザイン本部デザイン・ディレクター就任。

    竹井 邦浩  Kunihiro Takei

    竹井 邦浩  Kunihiro Takei
    1993年入社。ポータブルキーボード、シンセサイザー、デジタルミキサー「M7CL」等などのデザインを手掛ける他、 ゴルフクラブの「inpres」も第一世代から担当。2008年より渡英し、現在までヤマハ・デザイン・スタジオ・ロンドンに席を置く。RCA(英国王立美術大学院)の学生たちと産学協同プロジェクトを手掛け、現在も継続的に発信している。

    一色 知行  Chikoh Isshiki

    一色 知行  Chikoh Isshiki
    1992年ヤマハ発動機入社。マリンデザイン室でセールボート(ヨット)のデザインを担当。その後(株)エルム・デザインに移り、1999年から2006年まで欧州拠点(フランス、イタリア)に駐在、2代目BW'Sをはじめ多くの欧州生産モデルのデザインにかかわる。帰国後、日本、欧州、アセアン向けスクーターのカラー&グラフィックのデザインを手がけ、2012年モデルTMAXでドイツのレッドドットデザインアワード受賞。

    ヤマハ株式会社、ヤマハ発動機株式会社、両社代表取締役社長

  • 審査基準

    ・テーマを踏まえているか?

    ・絵画、イラスト、グラフィックデザイン等のジャンル区分を問わず、静止した二次元表現、平面芸術としての特性・ポテンシャルを十分に感じさせるか?

    ・出力表示形式、閲覧展示方法を問わず普遍的なインパクト・表現力を持っているか?最終審査では事務局において、作品データを各種サイズの印刷出力や多様なデバイス(TVモニター、プロジェクター、タブレット、スマートフォン)での表示を通じて閲覧・展示を試すことで、総合的な審査を行います。

  • 審査員からのメッセージ動画

    • 「感動+デザインのヤマハ」

    • 「募集範囲」

    • 「デジタル」

    • 「GGPフラッグができるまで」

 

主催

YAMAHA ヤマハ株式会社

+

YAMAHA ヤマハ発動機株式会社

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